メダカの歴史と改良メダカ

メダカの歴史

メダカは日本から朝鮮半島、中国、ベトナムにかけて分布する小型の淡水魚で水田や流れの穏やかな小川などに生息していました。
江戸中期頃より野生個体が突然変異して誕生したヒメダカが観賞魚として飼育されるようになりましたが、観賞魚としては金魚や熱帯魚の人気に推され近年は主に大型魚などの餌として流通するようになりました。

2000年代に入り幹之メダカや楊貴妃メダカ、ダルマメダカなどの改良品種の登場で観賞魚として一般的にも認知され愛好家により盛んに品種改良が行なわれるようになりました。

メダカの一年

メダカは春水温が10度前後になると活動を開始し、最低水温が15度以上の日が続くようになると繁殖に入り春から秋にかけて産卵します。
春に生まれた稚魚達は約3~6ヶ月で成魚になりまた卵を産みます。
晩秋から冬に水温が低くなるにつれ段々と活動が低下していき、水温が7℃以下になると水底でじっと動かなくなり冬眠します。

野生のメダカは天候や季節などの影響で十分な量のエサにありつけないこともあり、寿命は1年数ヶ月ほどです。
飼育されているメダカは栄養価の高い餌を十分与えられ、環境も厳しくないため2〜3年ほどは普通に生き、長生きする個体は5年ほど生きることもあるようです。

メダカ飼育方法 How to〜
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