伊勢海老釣り オススメの餌

伊勢海老用の餌というと虫餌から魚の身まで、多種多様の物があり何を使ったら沢山伊勢海老を釣る事が出来るのか?ここら辺は伊勢海老釣り師の永遠のテーマだと思います。地域的な特餌は差があるかと思いますが、私が色々と使用して来た実績の中でのオススメを紹介したいと思います。

伊勢海老針(3本針)用の餌

1.烏賊の塩辛

最近はほぼこの餌しか使用していませんw理由はなんと言っても餌の持ちが良い事!!烏賊餌は海老がモグモグしてもなかなか無くならないために、海老が餌を食べている時間を長く稼ぐことが出来ます。
塩辛でなくても通常のイカの短冊でも問題ありませんが、私は海老を寄せる匂いがより強い塩辛を好んで使用しています。使用方法としてはそのまま付けては長すぎるので、針のサイズに合わせて現場でハサミを使用してチョキチョキカットして使用します。
市販の塩辛ですが、袋入りの安価なものは烏賊の身がスルメイカでは無くソデイカか何か別の烏賊の身を使用しているものがあり、コレだと身が柔らかすぎて針持ちが悪いのでオススメ出来ませんw
私は時間がある時はスーパーで1本丸ごとスルメイカを購入して来て、自家製の塩辛を作る事もあります。自家製というと味の方が心配になりますが、まぁ海老が食べる餌なので適当でも大丈夫ですwww
烏賊餌は虫餌や魚の身餌に比べると外道となるゴンズイやアナゴなどが来にくいように感じます。

2.サンマの塩漬け

サンマは匂いが強く伊勢海老を寄せる力があります。基本的に生のままでは使用せず塩を打って締めてから使用します。塩を打って使用すれば水分が出て固くなっているので餌持ち的には悪くはありません。
ゴンズイ、アナゴ、カサゴなど魚も結構来てしまいます。私はサンマを寄せ用の餌として使用し、3本針に上からサンマ、烏賊の塩辛、烏賊の塩辛とコンビネーションで使用していました。
スーパーで1本100円程の安いサンマを購入し、自分で針のサイズに合わせて切って塩を打って自作すれば安価に作成出来ますが、最近サンマが高くなってしまったのと、以前の様に脂が乗ったサンマが高価になってしまったのが微妙なところですw

3.鯖の塩漬け

鯖の塩漬けは殆どサンマの塩漬けと性能的には変わらないので、サンマが無い時に鯖を購入して塩漬けにして使用します。
伊勢海老の餌は小さい針に小さく身を付けます。魚の身の餌持ちを良くする為には魚皮が付いている部分を狙って針に刺す必要がありますが、鯖はサンマよりサイズが大きいため身が厚く魚皮の割合が少なくなってしまうのでどちらかと言うと私はサンマの方を好んで使用しています。

4.蛇虫(ジャムシ)

関東エリアでは赤イソメ、関西エリアではマムシとも言うらしいです。伊勢海老釣りにおいては過去からもっとも有名な特餌です。私が若い頃は伊勢海老釣りの餌と言ったらジャムシを使わないと話にならない!!って言われていたぐらいです。匂いが強いので確かに海老を寄せる力は強いですが、ゴンズイ、アナゴ、カサゴなどの魚もアタリまくりますw
ジャムシは生きているものと冷凍のものが売っていますが、無論生きているジャムシの方が海老の食いが良いです。釣行で余った場合は冷凍して保存しておくことも可能です。
海老の餌としては確かに良いですが如何せん値段が高すぎ(泣)私も若い頃は毎回ジャムシを使用していましたが値段程にジャムシの能力が突出しているかと言えば、そんな事は無いと思います。

5.その他

その他の餌としては、キビナゴ,鰹のハラモ,青イソメ,オキアミ,陣笠貝,アサリの剥き身,よっちゃん烏賊など動物系の餌ならなんでも餌になるので、自分が入手しやすい餌を使用すれば良いと思いますが、特筆する性能は無いかと思います。

伊勢海老テンヤ用の餌

1.アジ

スーパーに売っていて安価なのと餌持ちが良いので、私はテンヤの餌は殆どこのアジを使用しています。
なにぶんテンヤはまだやり込んでいないので、まだまだ他に良い餌があるかも?です。切り身でも良いような気もしますが、頭が付いていた方がテンヤには良いとの事でテンヤ用には基本的に1匹丸ごと付けれる魚を使用しています。
2.イワシ

小アジが手に入らない時に使用します。身が弱く餌持ちが悪いのと氷で冷やしていないとそれだけでも身が痛んでしまい腹が出てしまいます。匂いで伊勢海老を寄せる力は強いかもしれませんが、餌持ちが悪すぎてイマイチです。

3.キビナゴ

イワシ同様に柔らかいために餌持ちが悪いのと、魚のサイズが小さいためアジ、イワシが手に入らない時に使用します。釣具屋に売っていて手軽に手に入りますが値段が高いです。テンヤはもっと大きい餌を使用出来るのでわざわざアピールの小さい餌を使用するメリットは見当たりません。

コメント