メダカの色揚げ!!体色を濃くする方法

基本的には素質がある種親を厳選して選別し累代することにより、より体色が良かったり表現が良いメダカを作り出すと共に固定率を上げていきますが、飼育環境や飼育方法でもメダカの色を上げることが可能です。

黒い容器で育てる

黒い容器で育てる!!これは良く言われる事ですが、メダカには周りの色を見て自分の体色を周囲の色に同化させようとする保護色の機能があります。
なのでメダカは黒い容器に入れると体色を濃くしようとし、逆に白などの明るい色の容器に入れると体色を薄くしようとします。

この特性を利用し黒色の容器で飼育すればメダカは自分の体色を濃くしようとするため、赤はより濃い赤色に、黒は墨が乗ったような黒色にする事が出来ます。

太陽光に良く当てる

太陽光の紫外線を強く受けると人間もそうですが、光の障害から細胞を守るためにメラニン色素が増えて体色が濃くなります。

メダカも同様で太陽光を良く受けて育ったメダカはメラニン色素量が増えることによりが体色が濃くなり色が揚がって来ます。
また太陽光の紫外線があたることによりメダカの体内でビタミンAやビタミンDが生成され、免疫力を高めたり骨が形成が促進され丈夫なメダカに育ちます。

グリーンウォーターで育てる

グリーンウォータは見た目的には、メダカが見え難くなってしまうので嫌厭する方もいるかと思いますが、メダカを飼育する上では非常にメリットがある飼育水です。

グリーンウォーターは水の中に植物性プランクトンが大量に発生した状態ですが、植物性プランクトンは、生体が排出した糞に含まれる有害な窒素化合物等を栄養分として吸収し無害化してくれます。
また、植物性プランクトン自体がメダカのエサになるほか、植物性プランクトンには赤色系の色を上げる成分も多く含まれており、メダカの体色の赤色を揚げる効果があります。

分かりやすいところではフラミンゴも藍藻類に含まれるカロテノイドという色素を食べることで美しい赤色になります。

越冬させる

詳細な理由は分かりませんが、屋外飼育で越冬させたメダカは間違いなく色が揚がります。
うちは冬の間はメダカに完全にノータッチ、給餌も無し換水も無しの放置でメダカ達は容器の底でほとんど動くことなく冬眠していますが、春になりメダカを見に行くと冬前より確実に赤色も黒色もより濃くなっています。

餌により色を揚げる

私的にはこのやり方は反対で実行していませんが、これメッチャ揚がりますw
赤色の色揚げはカロテンを含む鳥のエサなどを粉状にして、メダカのエサに混ぜたり、ブラインシュリンプなどを与え続けたりすれば簡単に真っ赤になります。

以前普通の白幹之を赤く色揚げしたものが紅蓮幹之とか言って売られていましたがw色揚げ用の餌を与え続けなければ、飼育するにつれ徐々に色が落ち普通の体色に戻ってしまいます。

メダカ飼育方法 How to〜
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