ジムニー JB64 ハイブリッジファースト オイルキャッチタンク & NAGバルブ取り付け

ピストンリングの隙間を通ってクランク室内に入って来たかガソリンの蒸発ガスであるブローバイガスは、ゴムであるオイルシールを傷め、インテークやエンジンオイルを汚すなどエンジンの劣化を早めてしまいます。有毒であるため大気開放が認められておらず、エンジンから出たブローバイガスはエアクリーナーを通りエンジンに戻されます。
オイルキャッチタンクはエンジンとエアクリーナーの間に装着し、ブローバイガスを可能な限り浄化させエンジンに戻さないための装置でエンジンの劣化を抑える効果があります。特にJB64はブローバイガスの発生量が多いので、長くJB64に乗っていく為にオイルキャッチタンクを取り付ける事にしました。

また、NAGバルブはエンジンの内部に発生する圧力をコントロールするためのバルブで、 エンジン内部を常に大気圧付近に保ち、ピストンの上下運動やクランクなどの回転運動に圧力による抵抗をあたえないようにすることで、エンジンの回転がスムーズになりエンジン出力及び燃費の向上に繋がるため、コチラも同時に取り付けていきたいと思います。 

まずはオイルキャッチタンクの本体を取り付けるステーを取り付ける為に、赤丸位置のABSの固定ボルトを外します。

ボルトが外れたら付属のステーを固定していきます。この時始めにステーとオイルキャッチタンク本体を接続してしまうと、オイルキャッチタンク本体のレベルゲージが邪魔してステー固定ボルトの締め付けが出来ないので注意しましょう。

ステーが固定出来たらオイルキャッチタンク本体を固定します。(写真忘れましたw)

次にエアクリーナーを取り外していきます。赤丸位置のボルト4本を外し、赤矢印位置のホースバンドを外します。

エアクリーナーの右上位置の下側がエンジンに繋がっているので、赤丸位置のホースクリップを摘み外します。

エアクリーナーが外れたら、エンジンと接続していた箇所にエルボのパイプを取り付け、オイルキャッチタンクからの戻りのホースをホースバンドで締め込み取り付けます。(写真はホース接続前です)

エアクリーナーの出口にシリコンホースと接続パイプを取り付けホースバンドで締め込みます。

エアクリーナー側の準備が出来たら、エンジンとエアクリーナーが接続されていた赤点線箇所にエアクリーナー行きのパイプをホースバンドで固定し、エアクリーナー固定穴の赤丸位置に嵩上げ用のステーを3箇所取り付けます。

エアクリーナーを固定して、取り付けた接続パイプをタービン行きのパイプとホースバンドで固定します。

エンジンとエアクリーナーの接続箇所はこんな感じです。

エンジンから出たパイプがオイルキャッチタンクのIN側へ、オイルキャッチタンクのOUT側から出たパイプがエアクリーナーへ行くように接続しホースバンドで固定します。

あとはエンジンからオイルキャッチタンクINへ行っているホースをカットしNAGバルブを割り込ませれば完成です。
この時NAGバルブの方向を逆に付けてしまうとエンジンがブローしてしまうので絶対間違えないように良く確認して接続しましょう。

作業は特に難しい箇所もないので素人でも自家で取り付け可能かと思います。
しっかしオイルキャッチタンクはステンレスでしっかりした作りのものなので3万円オーバーという値段も致し方なしと思うものの、あのちっこいNAGバルブも3万円オーバー!!うぅ〜〜〜如何なものか!?www
まぁ値段相応の効果があるものと期待します♪

カスタム・改造
ふくをフォローする
スポンサーリンク

wildworks

コメント